上島通信

KAMIJIMA 

上島通信 第48号

“風が吹けば桶屋が・・・?”

初めに、広島県をはじめ、各地で水害に遭われた方々に 
御見舞い申し上げます。 
また、亡くなられた方々に心より御冥福をお祈り致します。 
 
この夏、異常気象で蒸し暑く、不快指数が上がりっぱなしで最悪でしたネ! 
近年、温暖化が地球規模で言われ、事実、それを感じる。 
そこで、異端爺は考えてみた、 
人間とは、自分等の都合で環境を破壊し、 
利便性を求め、欲に浸っているのではなかろうか? 
 
原子力発電所においても然り、 
安全性が保たれていると言われながらのあの大惨事である。 
予想を上回る規模の津波が原因であった事は言うまでも無いが、 
大切な人命を奪い、自然を破壊したのは、我々人間ではないか! 
 
そして、原子力発電所の廃止は当然だろうが、国の経済事情からすれば、 
一挙に廃止というのも、これまた難しい事なのだろう。 
 
そこで、これまた奇妙な話であるが、今、太陽光熱発電事業が大繁栄である。 
たとえば、儲かっている企業が、税金として納税するところを、 
太陽光熱事業に参加すれば 
グリーン減税が認められ、一見素晴らしく見えるが、 
それは後に弱者の肩にのしかかって来る事になる。 
これこそが“風が吹けば桶屋が儲かる”ではないか! 
 
せめてもの救いは、原発事故の様な惨事は起こらないという事だけか!! 
 
今年は随分ソーラー用地の仲介に携わらせて頂きましたが、 
被災者の事を忘れず、そして、大自然を破壊せず、 
古民家を次の世代へ渡せる様、物件探索して参りました! 
(今回、少し真面目です。エッヘン!) 
 
異端爺より

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